2005 年 10 月 28 日 のアーカイブ

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持病

2005 年 10 月 28 日

海外在住でパニック障害をお持ちの方を、仮にAさんとしておこう。

Aさんは自分がパニック障害なのか、閉所恐怖症なのかよくわからないとの事。
以前、乗った飛行機が悪天候ですごく揺れて、これは恐くないが(←私も大丈
夫だと思う)Aさんはずっと吐いていた。違う空港に緊急着陸して、機内から出し
てほしかったのに、そのまま2時間待たされた事があってから、ダメになったら
しい。これは想像以上に、大変な事態だと思う。

だがAさんの場合、家にいて楽しくTVを見ている時も、その発作が出た事がある。
その瞬間「来る!」と判るらしく、その時は外に出て走り回ったり、大声を出して
治めたそうだ。Aさん曰く、「何か不安があり、原因があってなるならわかるが、
本人がリラックスしている状態でなるのは、よくわからない」との事。

私は数年前、ハワイに行く時、飛行機の中で突然、パニック障害が出て、トイレ
の前でうずくまっていた事がある。一番仲のイイ友人2人と、それも楽しいハワイ
旅行の最中に、突然なった暁にゃ~、自分でも訳がわからず、嵐が過ぎ去るの
をひたすら待っていた。

パニック障害には様々なパターンがあり、私の友人は、自宅では全く起きない
と言う。ある人は、もうその時はネガティブになり、死ぬ事ばかり考えてしまった
り等、十人十色だ。私の場合、自殺願望はなく、これは発作だとわかっている
ので、ピークを過ぎればそのうち治まるさという開き直りもある。だが、怖い。

今月、あるセミナーでは、相変わらず教室が混んでいた。毎回60人以上はいる。
教室に着いたのが遅くて通路側が取れず、内側に座った。東京は30度を超えた
真夏日なのに、クーラーがさほど利いてない。心臓がドキドキしてきて、ここで
恐れていたパニック障害が出た。ものすごーーーーーくショックだった(号泣)。

1回トイレに行って、何とか前半2時間を持ち堪えた。後で先生に相談すると、
「大丈夫ですよ。教室なら何度出てもいいから。後ろの席なら緊張感もほぐれ
るでしょ」と肩をポンポン叩かれた。何とか持ち堪えられたのは、瞑想&チャ
ンティング(マントラを唱え続ける事)をしていたからだ。ところが、山中湖の
夜は、これが通用しなかった・・・しょぼん(泣)。

結果、丹田呼吸法を真剣に行う事になる。
20051028

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