2011 年 5 月 27 日 のアーカイブ

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ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」

2011 年 5 月 27 日

空庵が毎月、定期的に出展しているイベント「spima(スピリチュアル・
マーケットの略)」は昔、「すぴこん(スピリチュアル・コンベンションの略)」
と呼ばれていた。

そのすぴこん時代に、映画を上映した事があり、それが「六ヶ所村ラプ
ソディー」だった。私はとても見たかったのだが、持ち場を離れる訳に
もいかず(泣)。

あれから何年、経っただろう。ツイッターでもつぶやいたが、「ミツバチ
の羽音と地球の回転」が、この「六ヶ所村ラプソディー」を撮った監督
と同じで、女性だったという事を初めて知った。

その前には「ヒバクシャ~世界の終わりに」という作品もある。その
女性監督こそ、鎌仲ひとみさんだ。無駄な言葉が何一つない↓
http://www.youtube.com/watch?v=h3H2zjCkfeY&feature=player_embedded

「六ヶ所村ラプソディー http://www.rokkasho-rhapsody.com/_story/story
のストーリーは、“2004年、六ヶ所村に原発で使った燃料から、プルトニウム
を取り出す再処理工場が完成した。この工場の風下には、豊かな農業地帯
が広がっている。菊川慶子さんは12年前から、チューリップ祭りを開催し、
再処理計画に反対し、暮らしに根ざした運動を実践している。

隣接した村々で農業を営む人々、特に有機や無農薬で安心、安全な作物
を作ってきた農家もまた、この計画を止めたいと活動している。

一方、六ヶ所村の漁村、泊では職を失った漁師の雇用問題が深刻だ。村は
すでに再処理を受け入れ、経済的にも雇用の面でも、必要だという考えが
いき渡っている。

2005年、イギリスの再処理工場で事故が起きた。取材で見えてきたのは、
事故の影響よりも、44年間、日常的に放出されてきた放射性物質の行方
だった。

圧倒的な力と経済力に、普通の人々はどうやって立ち向かっていけば
いいのだろうか。その取組みを、人々の営みを、そしてそれぞれの選択
を見つめてゆく”

原発の問題は、常に雇用を含む経済問題とセットであり、根が深い。
福島県も原発から離れた所は東電を批判するが、原発から近い所は、
批判が小さい。多額の交付金や莫大な補助金は、まさに麻薬なのだ。

今は「六ヶ所村ラプソディー」のDVDも出ているが、やはり映画館の
スクリーンで見たいなぁ、って思ってたら、アンコール上映をやって
くれてるのね。UPLINKさん、非常謝謝! 近々、行って来よう。
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003962.php

永田町の参議院会館では、工事の真っ最中だった。またもや立派な箱モノができるのだろう。本当に今、必要なのか? こういう建設業者のバックマージンとか、色々あるんだろうね。日本一の個人投資家・竹田和平さんは、「増えたお金を、どう使うかが一番大事。裕福層になった後は、貯徳の精神で、世の中のために使ってほしい」と言っている。実はお金や成功が、人を変えるんじゃなくて、それは元々、そこに何があったかを、単に拡大して見せてくれるだけなんだよね。

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