2011 年 7 月 21 日 のアーカイブ

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「撫子」のルーツ

2011 年 7 月 21 日

とてもオモシロくてためになる、メールマガジン「うぶすなで開運」
http://archive.mag2.com/0000165103/index.html
を読んだので、以下に抜粋・引用させて頂く。ありがとうござい
ます。発行者はうぶすな開運カウンセラーの山本賢介さんだ。
http://www11.plala.or.jp/yamamotokenta/

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澤穂希選手の「澤(沢)」とは、山合いの谷川(細い)や
湧き水(源流)の意味があり、大自然の神々が宿る聖地に
人が集うイメージがあります。

「穂」とは、稲穂であり、お米を示し、日本は古来より、
「瑞穂(みずほ・・・みずみずしい稲穂)の国」といわれ、
大和国を示し、それは「大和なでしこ」にも繋がります。

「希」は、稀で珍しい意味であり、「穂希(ほまれ)」
は「誉(ほま)れ」高く、称賛される存在という事です。

そう考えると、なでしこジャパンの澤穂希選手の活躍は、
名前の通りの現実になっていますよね。
 
面白いのは、なでしこジャパンには「穂」のつく選手が多く、
「澤 穂希」「川澄 奈穂美」「阪口 夢穂」「福元 美穂」
と、さすが瑞穂の国の代表という感じです。

実は「なでしこジャパン」の愛称で呼ばれる前のサッカー
日本女子代表は、活動も人気も低迷していました。
 
ところが、「なでしこジャパン」になってからというもの、
アテネ五輪ではベスト8、北京五輪ではベスト4となり、
ついに今回のワールドカップで優勝したのです。

この事は、今に至るまでの苦労や取り組みが花を開き、
現在に至ったのですが、「なでしこ」という名前に、
開運の後押しがあったようにも思えるのです。
 
男子は、ジーコジャパン、岡田ジャパン、ザックジャパン
と、監督が変われば変わりますが、「なでしこジャパン」は
監督に関係なく、不動なのもいいのかもしれません。

「なでしこ」の語源は、古事記に登場する荒ぶる英雄神
「スサノオノミコト」の妻である「クシナダヒメ」にあるようです。

「クシナダヒメ」は、稲田の姫神であり、巫女としての働きを
持つ稲穂を育てる水の女神でもあるのですね。
 
水の女神に応援されていたのか、最後の危機一髪の時、
体を張って救った「岩清水」選手、PK合戦で好セーブ連発
で止めたGKの「海堀」選手、絶体絶命のピンチを救った、
「澤」選手も、「水」に縁のある名前です。
 
やはり、日本は水の女神様に守られているような?

また、「クシナダヒメ」は、両親の「手名椎神」「足名椎神」
から「手足を撫でるように大切に育てられた姫」とされ、
その事から「撫子(なでしこ)」の言葉ができたそうです。

こういうと、甘やかされたイメージがありますが、幼い頃に
しっかり愛情を注がれる事で、元気でにこやかで、
粘り強く思いやりのある「大和撫子」に育つのですね。

これからの時代は、攻めるより受けとめる、命令より愛情、
叩くより撫でる事が、どんな状況になっても、あきらめず、
笑顔と元気で乗り越える「撫子」を育て、日本の状況を
好転し、開運に導いていくと信じています。
 
おかげ様で、ありがとうございます。

源氏 拝

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稲作を司る女神・櫛名田比売(クシナダヒメ)は、八岐大蛇(ヤマタ
ノオロチ)の生贄になりそうな所を素戔嗚尊(スサノオノミコト)に
助けられ、後に妻となるのは知っていたが、その櫛名田比売の
両親が、「足名椎神(アシナヅチ)」「手名椎神(テナヅチ)」という
夫婦神なのは知らなかった。

そして、「手足を撫でるように大切に育てられた姫」から、「撫子
(なでしこ)」という言葉ができたというのは、もうほぇぇぇぇぇぇぇ~
としか言いようがなく、正直、スポーツに興味のない私にとっては、
なでしこジャパンが優勝した事よりも、ずーっとずっと感動的だった(笑)。

漢字には全て意味があり、言霊の世界は奥が深い。日本人に生ま
れて本当に良かった。これを機会に、また「古事記」を読んでみよう
と思う。うぶすな開運カウンセラーの山本賢介さん、ステキなお話
をありがとうございました。また、教えて下さいね。

品川駅構内で見た「寿司サンド」。これには稲作を司る女神、クシナダヒメもビックリでーい(笑)。まさに発想の転換で感動した。思わずアイデア大賞をあげよう。勝手にCongratulations!

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