2006 年 2 月 15 日 のアーカイブ

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ムルガ神②

2006 年 2 月 15 日

ヤフったり、ググったりしているうちに、スカンダの全貌が見えてきた(笑)。
それにしてもNetは便利だね。スカンダとはヒンドゥー教の神。この名は
イスカンダル(アレクサンダー大王)から転じたものといわれる。3つの頭
と6対の手足を備え、孔雀に乗り槍を持つ若い青年の姿で表される。

インド直前まで遠征したアレクサンダー大王が、土着の神「ムルガン」と
融合して発展したといわれる。カルティケーヤ(すばる星団と関係を持つ者、
もしくは6人の子供の集合体から6)、クマーラ(少年)、マハーセーナ(偉大
なる戦士)、セーナーパティ(戦士の王)、グハ(神秘的な者)、シャクティ
ダラ(槍を持つ者)、ターラカジット(ターラカの征服者)等と64の名を持つ
んだって。オイオイ、それじゃゴチャゴチャになるはずだよ。いくら神様だか
らって、頼むからそんなに名前をつけないで。覚えられないってばさ。せめ
て2~3コに押さえとこうよ。

椅子噛んだる・・・じゃなくって(笑)、イスカンダルって確か宇宙戦艦ヤマト
の目的地だったよね。スカンダはヴェーダ文献や叙事詩に登場する。また、
スカンダについて述べられた「スカンダ・プラーナ」という名の聖典も作られ
たそうな。

その姿は1、6頭、2、12臂など色々な形を取り、いずれも武器を手にし、
孔雀を連れた軍神とされている。そっか、ムルガ神が戦いの神といわれ
たりするのは、スカンダが軍神だからなのね。元々土着の神だったムル
ガは、アレクサンダー大王の遠征で融合・発展したものの、その存在は
はかなくも露と消え・・・

軍神インドラを破って、新たな神軍の最高指揮者となったのは、まさしく
スカンダ! 彼は戦争以外はあまり考えず、女性すら近づけず、自分の
神殿に女性が入る事すら拒むっていうんだけど、ムルガは超美しくて、
2人の公認妻(カウマーリまたはデーヴァセナ?)より更に美しいんだとか。

だがしかし、ムルガは結婚の神でもあるという事実(笑)
20060215

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