2012 年 2 月 15 日 のアーカイブ

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あまりにミスマッチすぎる講演会

2012 年 2 月 15 日

ここ数年、私が行くレクチャーはほとんどが無料ご招待。というのも応募
すると、必ず当たってしまうのだ! そんな私はツイテルツイテル♪ 

今回の講演会に来た人達は、会社帰りのサラリーマン風の男性が多く、
タイトルに惹かれて来た人は正直、「はぁぁぁぁぁぁぁ~?」といった感じ
だったろう。私もそんな中の一人だ。

そもそも講演者(←有名大企業の社長さん)自体が、主旨を理解して
いたのかナゾだ(笑)。良い話をたくさんしてくれて、それはそれで感謝
しているのだが、講演会のタイトルとは、大幅にズレまくっている事は
否めない。

前もって打ち合わせとかはしなかったのかな。そんな事は有り得ない
よね。講演会は2部構成で、第1部の話好きの社長さんがノリノリで
長引いたため、休憩を取らないまま、第2部へ突入。

この時点で多分、3分の1以上の人達が帰って行った。第2部は、主催
社の社長さんのお話で、今までの足跡を振り返る。だが、最後の方は
自社セミナーの宣伝となり、退出者がゾロゾロ。この流れは止められず、
一番前に座っていようが、みんな平気で帰る帰る。

ここまで露骨な講演会は初めてだなぁ(笑)。時間は押してるは、人は
どんどん帰るはで、壇上の社長さんの焦りがモロに伝わってくる。どん
どん早口になり、写し出されたスライドをただ読み上げていくだけ。もち
ろんそこには、感動も共感もない。

キャッチーなタイトルで、たくさんの人を集めても、そのタイトルとかけ
離れた講演会をやれば、ブーイングは必須でしょ。そんな事やったら、
一気に会社としての信用を失うし、これはマズかったんでないかい。

この一瞬、耳心地のいいタイトルはある意味、危険と裏腹だね。最後
に拍手をしながら、主催社の社長を母のような眼差しで、思わず見つ
めてしまったよ。

第1部の有名大企業の社長さんが友人達に囲まれて、帰る姿を横目
に見ながら、来た時とは別の地下鉄の駅から帰る事にした。おかげ
で新たなルートを知る事ができたので、これは大収穫だ。

色々な意味で、学びの多い講演会をありがとうございました!

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