2006 年 10 月 4 日 のアーカイブ

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感謝の棚卸

2006 年 10 月 4 日

さくらみゆきさんは色々な作品を手がけられている、引っ張りだこ
の人気イラストレータさんです。

初めてお会いした時から、その温かでキュートな魅力のトリコ(笑)
だったのですが、一番素敵だなと思うのが、その豊かな感性です。

先日、私が行った「感謝アンケート」に、さくらさんも答えて下さった
のですが、さくらさんの「意外かもしれないけれど、感謝だなぁ」と
思う事とは・・・ 原文のままご紹介させて頂きますね。

時間がなくて、ファーストフードショップで
ハンバーガーを食べる事になった時
「ああっ、あたしってば
 こんなスローフードの時代に、
 こんなファーストフードなんて身体に
 悪い物なんか食べて・・・」
なんて思わずに(昔はそう思ってたんですけどネ)、
思いきり感謝して食べています。

「こんなにおいしくて、アツアツの食べ物が、
 こんなに時間がない時でも
 短時間のうちに用意されて
 食べられるなんて、あぁ~神様ってすごいなぁ!
 しかも、味もおいしく工夫してあるし、
 火傷しないように、パッケージも考えられているし・・・
 本当に、すごい、ありがたい事だな」

そして、じーーーーーっとじーーーーーーっと
ハンバーガーを見つめて、感謝します。
すると・・・
あまりのありがたさに涙が出てくるんですよね~、ほんと!

・・・いかがですか?
私は、この温かい視点に思わず惚れ惚れしてしまいます。

私は仕事柄、健康法などにも詳しいのですが、
「体にいいもの」にこだわるあまり、アレはいけない、コレはいけない・・・
というのはどうかなぁと思っているのです。

せっかく、生きものがその命をくれてできている食べ物なのです。
やっぱりありがたいですよね。

それに、化学薬品にまみれてしまっているとしても、
「おいしい」「ありがたい」と思って食べる事で、
お腹の中で、体を支えるいいものに変化するのではないかとも思うのです。

・・・もちろん、食べ物によっては、後で気持ちが悪くなったりして、
「うーん、確かに負担がかかるモノなんだな、これは」と思う事もありますが(笑)。

だから、さくらさんが言うように、口に入るように用意されたもの全て、
ありがたい気持ちで受け取り、その命だけではなくて、
自分の手元に来るまでに、どれだけの人の手と知恵が込められているかと
思いを馳せると、本当にすごい事だなぁと、改めて思う事ができるでしょう。

そして、そう思われた食べ物は、きっとよりパワフルに、私の中で、
私の健康を支えてくれると思います。

今日、口にする食べ物。
それがどこでできて、どんな人の手が加わり、自分の手元にやって来たのか
を考えてみませんか?
どうして、稲を植えた事もない自分がご飯を食べられるか考えてみませんか?

そうすると、またまた「感謝の棚卸」ができますよ!

/恒吉 彩矢子
20061004

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